| 「紛争が起きたとき、人は自分の利益と自己保全に走る。」 |
| 弁護士事務所での7年間、司法書士事務所の3年間を含め、数多くの労使紛争の最前線でその現実を目の当たりにしてきました。時には100名を超える労働者一人ひとりと向き合い、時には不当労働行為として糾弾される修羅場も経験してきました。 |
その中で辿り着いた、ひとつの揺るぎない確信があります。 それは、法律という「白黒つける道具」だけでは、組織の本当の解決は訪れないということです。 |
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| 覚悟の原点 |
| 正直に申し上げれば、私の出発点は崇高な使命感ではありません。 |
| サラリーマン時代に失敗をし、会社を去ることになりました。追い込まれた中で、失業保険を受給しながら10ヶ月で社会保険労務士試験に一発合格。そこから法律事務所での7年間の修業に入りました。 |
| 独立のきっかけも、計画的なものではありませんでした。次の職場で衝突し、「絶対に負けない。自分の事務所を確立してみせる」——その一心で走り出しました。 |
| 振り返れば、私のキャリアは挫折と覚悟の繰り返しです。しかし、その一つひとつが今の仕事の土台になっています。 |
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| 「点」の助言ではなく「線」の伴走を |
| 多くの専門家は、法的な正解を提示して業務を完遂します。しかし、私は「最後」を共にすることにこだわります。 |
| 経営者の傍で共に泣き、共に笑い、解決の瞬間まで一歩も引かずに歩み続ける。なぜなら、その過程(線)を共にすることこそが、私自身の成長であり、お客様への最大の誠意であると信じているからです。 |
| かつて労働基準監督署の是正勧告が5枚にも及んだ企業がありました。裁判も抱えていた。私がその企業の労務を担当してから10年以上。今では法違反を指摘されることは激減し、健全な労務管理体制が定着しています。 |
| その企業の社長が、私が前職を去る際に直接出向き、「この人についていく」と宣言してくださいました。あの瞬間は、今も私の支えです。 |
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| 経営心理学に基づいた「自浄作用」の構築 |
| 特定社労士として「法律」を武器にしながら、経営心理士として「心」の核心に触れます。相手の主張をまずは「聴く」ことに徹し、共感と傾聴を持って、こじれた感情の糸を解きほぐす。その上で、法的な正論を、相手が受け入れられる言葉へと変換して伝えます。 |
| 目指すのは、裁判という「断絶」の場ではなく、社内で論点を整理し、自浄できる「解決委員会」のような仕組みを持つ組織です。法律と対話の両輪で、裁判に頼らない組織の自浄力を育てること——それが私の志です。 |
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| 私が絶対に譲れないもの |
| 私は経営者側の味方です。しかし、「代弁者」ではありません。 |
| 勝てる事案には全力で臨みます。しかし、どう足掻いても不利な事案の中で、社長に無理な戦いを続けさせることは、守ることにはなりません。時には耳の痛いことも率直に伝え、最小限のダメージで着地させる。その結果として、労使双方にとっての解決を実現する。 |
| 労働者側・使用者側の双方の代理を経験してきたからこそ、相手方の出方を読み、最適な着地点を設計できる。両面を知る者だけが持てる視点で、経営者を正しい着地点に導く。それが私の役割です。 |
| そしてもう一つ。感情だけで主張を並べ、威嚇するような態度には、決して屈しません。道理で向き合い、共感すべきところは共感する。しかし、筋が通らないことには一歩も引かない。それが私の信念です。 |
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| 真面目な人が、正しく報われる社会へ |
| 会社を守ることは、そこで働く人々の生活を守ることに他なりません。 |
| 理不尽なハラスメントや、一部の問題社員によって、真面目に働く人々や誠実な経営者が疲弊する。そんな不条理を、私は許しません。就業規則は「縛るもの」ではなく、真面目に働く人を守る盾です。IPO支援は単なる審査対策ではなく、そこで働くすべての人の誇りにつながる仕事です。 |
| 「この会社で働いてよかった」と誰もが思える、健やかな労働環境をひとつでも多く創ること。それが、紛争の痛みを知る私に課せられた使命です。 |
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困難な労働問題も、最後は笑って解決の日を迎えられるよう。 あなたの組織の未来に、私は全力で伴走いたします。 |
| 社会保険労務士法人 T&M Nagoya 代表 |
| 特定社会保険労務士 / 経営心理士 |
| 三重 英則 |