上場審査で「労務」が理由で躓かないために。労働問題の実務経験を持つ特定社会保険労務士が、監査から改善・体制構築まで一貫してご支援します。
WHY LABOR AUDIT
IPO準備段階で見過ごされがちな労務リスク。これらは上場審査で必ず指摘されるポイントです。
近年、労務問題が顕在化しやすくなっている背景から、上場審査における労務面のチェックは年々厳格化しています。電通事件最高裁判決(平成27年)以降、法改正・社会的意識の変化により、労務コンプライアンスは最も重視される審査項目の一つとなりました。
WHY US
労務監査は「チェックリストを埋める作業」ではありません。リスクの本質を見抜き、経営者と共に解決まで走り切る ── その力は、どれだけ労働問題の「現場」を知っているかで決まります。
当事務所の代表は、法律事務所に約7年間在籍し、使用者側・労働者側の双方の立場で個別労働紛争・集団的労使紛争に携わってきました。労働審判、団体交渉、未払残業代請求、解雇紛争 ── これらの「争いの結末」を数多く見てきたからこそ、監査の段階で「何が将来の紛争の火種になるか」を先読みできます。
一般的な社労士による労務監査は、法令違反の有無を「チェック」することが中心です。しかし当事務所の監査は、紛争実務で培った視点から、「この状態が裁判になったらどう評価されるか」「この証拠で勝てるか」というレベルまで踏み込みます。
労働者側の代理人として「未払残業代をどう立証するか」を組み立ててきた経験があるからこそ、使用者側が「どこを突かれるか」を正確に把握できます。逆に、使用者側として「どう防御するか」を設計してきた経験があるからこそ、監査後の改善策が実務に耐えうる具体性を持ちます。
この「双方の視点」は、IPO労務監査において決定的な差を生みます。上場審査の場面では、証券審査官から「この労務体制で、もし従業員から訴えられた場合にどうなるのか」という仮定の質問が投げかけられます。その問いに、紛争実務の裏付けをもって答えられることが、当事務所の監査報告書の強みです。
多くの労務監査は、報告書の提出で完結します。しかし、経営者が本当に必要としているのは、「問題がわかった後、どうすればいいのか」という道筋と、それを一緒に走ってくれるパートナーです。
当事務所は、監査結果の報告 → 改善スケジュールの策定 → 制度設計 → 未払賃金の清算対応 → 実務運用の定着確認まで、一貫して同じ専門家が伴走します。途中で担当者が変わることも、引き継ぎで情報が抜け落ちることもありません。相談から解決まで、経営者と共に歩き続ける ── それが私たちの仕事の原点です。
特定社会保険労務士として紛争解決代理業務の資格を有し、経営心理士として経営者の意思決定プロセスや組織心理にも精通しています。法令遵守の「正しさ」だけを一方的に突きつけるのではなく、経営者が置かれている状況を理解し、実行可能な改善策を共に設計します。
IPO準備の労務体制に不安をお感じなら
まずは現状をお聞かせください。初回相談30分無料でお受けしています。
▶ IPO労務監査について相談するまたは ☎ 052-211-7430(平日 9:00〜18:00)
3 PERSPECTIVES
株式上場では、持続的な成長を支える「組織的な経営の仕組み」が求められます。人事労務の領域では、以下の3つの視点から審査が行われます。
就業制度・給与制度・評価制度が整備され、運用ルールとして明文化(規程化)されているか。採用方針・教育研修制度の整備状況も審査対象です。
直前2期の従業員異動状況(採用・退職・退職事由)と管理職の退職状況が審査されます。退職が多い企業は安定的な運営に支障ありと評価されます。
近年最も重視されている項目。労働基準法を中心に、労務面での法令遵守が徹底されているかが厳格に審査されます。
AUDIT PURPOSE
私たちの労務監査は、「現状を知る」→「課題を明確にする」→「審査に備える」という3段階のプロセスで進めます。
STEP 01
自社の労務課題を正しく把握すること。人事担当者だけでなく、経営者・経営陣が正しく理解していることが極めて重要です。ここが正しく整理されていないと、その後の改善にも影響を与えます。
STEP 02
関係資料・規則規程の精査、担当者及び関係者へのヒアリングを通じて、課題を浮き彫りにします。特に規程と実務運用の乖離、解釈・認識のズレを確認します。
STEP 03
監査報告書には指摘事項に重要度の優先順位を付け、根拠法令・通達等を示します。上場審査時の説明資料として直接活用いただけます。
労働基準法第32条・第36条・第37条の法的要請はもちろんですが、それだけではありません。
「経営者が何故、労働時間管理を行うべきか」── この本質的な問いへの理解が、労務監査のスタートラインです。監査を通じて、法律論にとどまらない経営視点での意味を共有させていただきます。
AUDIT SCOPE
当事務所独自の監査項目に基づき、法違反の有無・実務運用の問題点を、顕在リスク・潜在リスクの両面から網羅的かつ詳細に確認します。
※ 監査項目は多岐にわたり、チェック項目は非常に多くあります。会社規模・業種・支店数、子会社・関連会社も含めると相当なボリュームになるケースもございますが、日程を調整しながら、担当者や従業員の大きな負荷にならないよう進めます。
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PROCESS FLOW
事前打合せから報告・説明会まで、一貫した流れで進行します。
報告書は、改善が求められるレベル・改善項目・現状と課題・改善の方向性で構成されます。グループ企業がある場合は改善事項を同調させてご提供いたします。実務担当者だけでなく、経営陣に直接説明会を実施し、改善にスムーズに移行できるところまでご支援します。
ORIGINAL METHOD
IPO審査で最も複雑かつ致命的なリスクとなる「名ばかり管理職」問題。当事務所では、裁判例・行政通達を徹底分析し、管理監督者の実態を数値で可視化する独自の評価モデルを構築しています。
「管理職だから残業代は不要」── この認識のまま上場審査に臨めば、取り返しのつかない事態を招きます。
実態が労基法41条2号の要件を満たしていなければ、過去2〜3年分の未払残業代が「簿外債務」として決算を直撃し、経営陣のコンプライアンス意識の欠如として上場不適格と判断される要因になります。
しかし、管理監督者の該当性は法的に極めて複雑であり、明確な基準がないまま「感覚」で判断している企業が大半です。
当事務所の判定モデルは、管理監督者性の本質を「責任と権限」に置きます。勤怠の自由や賃金の優遇は、あくまでその「結果」に過ぎません。この因果関係を明確にした上で、4カテゴリ・50の質問項目による実態調査を行い、10点満点のスコアで客観的に判定します。
経営への参画実態と人事権の行使。管理監督者性の「源泉」であり、これが欠ければ他の要素がいかに高くとも認められない。
出退勤の自由度、時間的拘束の有無
処遇の妥当性、逆転現象の有無
管理監督者の該当性は、裁判例上「総合判断」とされ、明確な基準が示されていません。だからこそ、曖昧な判断に頼るのではなく、50の質問項目による実態調査とスコアリングで客観的な根拠を示すことが、証券審査に対する説得力のある回答となります。
当事務所の評価モデルは、裁判例(日本マクドナルド事件等)と行政通達を精緻に分析した上で、IPO審査の実務に耐えうる水準で設計しています。スコアリング結果は監査報告書に反映し、仮に基準を満たさない場合は、「どこを、どう改善すれば要件を充足するか」まで具体的にご提示します。
IMPROVEMENT SUPPORT
監査で課題が見つかっても、改善しなければ意味がありません。放置は絶対にタブーです。
IPO労務監査の本当の価値は、問題を「発見」することではなく、問題を「解決」し、その先の体制を「定着」させることにあります。
当事務所は、改善スケジュールの策定から、制度設計、未払賃金の清算対応、従業員への説明、そして実務運用が定着するまでの確認・修正に至るすべてのプロセスを、同じ専門家が一貫して伴走します。経営者が「次に何をすればいいか」で迷うことがないよう、具体的な道筋を示し続けます。
IPO労務監査で最も頻繁に確認される課題の一つが未払残業代です。以下の手順で、原因の解消から清算完了まで一貫して対応します。
CERTIFICATION
全国社会保険労務士会連合会が推進する「社労士診断認証制度」は、労務コンプライアンスや働き方改革に取り組む企業を診断・認証し、認証マークを発行する制度です。当事務所は認証する社会保険労務士として登録しています。
PRICING
事前打合せは無料です。まずはお気軽にご相談ください。
OUR PHILOSOPHY
IPOを目指す経営者は、多くの課題を同時に抱えています。
資金調達、事業拡大、組織づくり ── その中で「労務」は、後回しにされやすいテーマです。
しかし、後回しにしたものほど、最も厄介な形で表面化する。それが労務問題の怖さです。
私たちは、経営者に「耳障りのいいこと」だけを言う専門家ではありません。
問題があれば率直にお伝えし、厳しい現実も正面から共有します。
しかしそれは、経営者を追い詰めるためではなく、経営者が最善の判断を下せる環境を整えるためです。
「あの人に相談すれば、何とかなる」
── 経営者にそう思っていただける存在であること。
それが、私たちが目指している境地です。
点ではなく、線の仕事を。
相談から解決、そしてその先の労務管理まで。
経営者と共に歩き続ける ── それが、社会保険労務士法人T&M Nagoyaの仕事です。
事前打合せは無料。IPOに向けた労務体制の現状把握から始めましょう。
▶ IPO労務監査・改善支援のご相談はこちら電話 052−211−7430
※ オンラインでのご相談も承っております