今年は歴史的な賃上げと報道では良く耳にしましたが、日本経済団体連合会から大手企業の賃上げに関する第1回集計結果が公表されています。
経団連の結果(提言)よれば、総平均は19,480円で、アップ率は5.58%となっています。なお、製造業平均は19,920円(5.85%)、非製造業平均は18,168円(4.85%)となっています。なかなかの数字だと思います。
一方で、価格転嫁の取り組みに困難を極めている中小企業では、今回の大企業レベルの水準までには届かないかもしれませんが、しかし賃上げを実施したいいう経営者の声も多くとどきます。今後も、こうした賃上げが徐々に広がり、労使が真に実感できる景気回復をを期待したいところです。